大陽日酸は、1986年に安定同位体事業を創業、日本最大の安定同位体メーカーとして、さまざまな研究・産業分野で事業展開してまいりました。
2004年に、独自の極低温蒸留技術により「Water-18O」の生産を開始、その高い品質と世界最大の生産能力(600kg/年)で、グローバルなPET( Positron Emission Tomography、 陽電子断層撮影)市場から高い評価をいただきました。
2015年には、安定同位体の製品・用途開発に特化したSIイノベーションセンターを開設、2018年には世界唯一のタンパク質構造解析技術であるSAIL(Stereo-Array Isotope Labeling;立体整列同位体標識)法を開発した
SAILテクノロジーズ社をグループに加え、大学や公的研究所との共同研究を通じて、更なるイノベーションの創出に取り組んでいます。2019年には、国内で初めて「Water-17O」の製造に成功し、研究用試薬として販売を開始しました。
17OはMRI (Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴画像)の造影剤として使用することで、脳血流や脳髄液などの画像化が可能となり、さまざまな疾患の病態解析への利用が期待されます。
安定同位体の利用は、研究分野のみならず機能性材料などの産業分野でも大きな広がりを見せています。大陽日酸は、自社で生産する酸素同位体「Water-18O、 Water-17O」を中心として、
アメリカISOTEC ®( D、13C、15N、希ガス安定同位体)、カナダTrace Science(金属安定同位体)、イギリスSercon(安定同位体比質量分析計)など、安定同位体とその分析に関する幅広いサービスをお届けしてまいります。
また、最先端研究機関との共同研究により、オリジナリティある製品やサービスを開発、お客様のさまざまなニーズにお応えいたします。
大陽日酸は、安定同位体を通じ、科学技術の発展と人々の暮らしに貢献してまいります。
商 号 | 大陽日酸株式会社 |
本 社 | 〒142-8558 東京都品川区小山1-3-26 |
創 業 | 1910年10月30日 |
設 立 | 2020年2月4日 |
資本金 | 15億円 |
売上収益 | 3,720億円(注:日本酸素ホールディングス㈱2022年3月期の日本ガス事業セグメントの売上収益を表示しています) |
従業員数 | 1,467名(2022年4月1日現在) |
イノベーションユニット
SI事業部
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※月~金曜日
9:00~17:40
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大陽日酸㈱
みなとみらい事業所内
高圧ガス販売事業(第1種、第2種)
毒物劇物一般販売業 / 毒物劇物輸入業
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